持続可能な日本画の技術
野の絵具

日本画材料 喜屋 (東京)
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“本物”で描く、喜び。
東京で大正時代初期から続く、日本画材・水墨画材料を取り扱う専門店です。
自家製天然岩絵具を含め、数千色に及ぶ絵具を数多く取り揃えています。

ナカガワ胡粉絵具 (京都)
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唯一無二の伝統画材を現代に継承
ナカガワ胡粉絵具は、日本でも数少ない日本画絵具の製造を行う老舗のメーカーです。明治30年より約半世紀にわたり、胡粉製造で培った技術と伝統を生かして、日本画用岩絵具の製造メーカーとして発展してきました。
日本画の発展普及や、歴史的建造物の保存修復など、日本文化と日本画に欠かせない存在です。
野の紙

八女手漉き溝田和紙 溝田俊和さん
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世界の文化財を守る和紙を漉く。
15年以上前から和紙作りを行っている溝田俊和さんは、八女手漉き和紙の伝統を絶やすまいと国内外にその素晴らしさを伝え歩いています。
ヨーロッパをはじめとした世界中の美術館や博物館においても修復に重宝され、福岡県内では九州国立博物館の所蔵品「宗家文書」の修復や福岡県立図書館の本の修復に、八女の手漉き和紙が使用されています。

筑前秋月 和紙処
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秋月に現存する、唯一の和紙工房。
筑前の小京都「秋月」で、八代藩主黒田長舒公により奨励された秋月和紙は、強靭優美で知られ、葛、川茸と並んで黒田藩の三大物産となりました。
昔は十数件あった紙漉き業もここ一軒となり、現在も古処山より流れる美しい水で1枚1枚心を込めて漉きあげています。
昔ながらの伝統的手法で紙漉き見学・体験が行える工房です。職人さんからも丁寧に紙漉きやその原材料のことを教えてもらえます。
また、店内は素敵な和紙や、和紙でできた作品を購入することもできる店舗にもなっています。
野の筆

(株)平助筆復古堂【福岡】
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日本で最も歴史の古い筆の専門店。
平助筆復古堂は1501年、博多で製造されていた「筑紫筆」の製筆工だった河原田五郎兵衛が、室町時代後期に創業しました。
取り扱う「平助筆」はすべて職人による手作りで、筆の産地で知られる広島と京都の筆職人に「平助筆」の技術を伝承し、昔と変わらない筆づくりを行っております。

株式会社山本文房堂【福岡】
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福岡のクリエイティブを支える画材専門店
福岡で画材と言えば美術に必要な画材全般を取り揃える山本文房堂。
油絵具・アクリル・水彩・パステル等々は勿論、日本画材も山本文房堂で揃える事が出来ます。
日本画材の専門知識を有したスタッフさんが丁寧に疑問に応えてくださいます。
筆やパネルなどオリジナルの画材も多く、地元の日本画家にも支持されています。
野の墨

株式会社古梅園【奈良】
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日本独自の和墨を現代に継承
1577年創業。夏目漱石の詩にも出てくる古梅園の墨は、昔ながらの伝統的な和墨を継承し、現代も職人の手によって作られています。
油の煤から精製される油煙墨は奈良で作られたのが最初です。長い時間をかけてひとつひとつ手作りで作られた墨は、ただ黒いだけではなく、その墨の中に七色の味わいを持つといわれています。